7月 252013
 

 業務でFacebookを触っていることもあって、ちょこちょこイベントなどに行っていたりするのだが、今回は Facebook Night vol.15 に行ってきた。今までは割と開発者の集まり的な雰囲気のあった Facebook Night だが、5 ヶ月の休止期間をおいて再開した FB Night はどちらかといえばマーケッター寄りになっていた気がしないでもない。

Growthチームの位置づけ

 エンジニアとして聞いていて今回気になったのは、前半パートでの CEO の下に Product チームと並んで Growth チームが存在するということ。Product チームは言うまでもなく新規機能開発を行うわけだが、Facebook といったプラットフォームだと実装した内容が本当に正しいのかは誰も知らないことが多い。そこで、Growth チームが AB テストなどを通じて UI/UX や各種機能の最適化を行うのだとか。

 私の勤務先も含めて Growth 的な役割はプロダクトチームが行うことが多いが、Facebook ではそれが完全に別チームとなっているらしい。さらに、Product チームのリソースを割いてでも Growth チームや各種ログ・メトリクスの解析やその他社内ツールの開発にリソースを割いたりしているとか。もちろん、組織規模が大きいのでそれだけのリソースがあるということなのだろうが、とはいえそこまで徹底してユーザの立場に立つというのは相当難しいことだと思う。

Growthチーム

 もう一つ目を引いたのは、Growth チームの KPI へのスタンス。

 KPI はついつい複数軸を持たせがちになるが、Facebook ではあくまでもそれを一つに絞るらしい。そしてその KPI を達成するためのタスクを実行する際に、常にそれを行うことでどれだけ KPI に変化が出るかを常に見極めるとか。また、KPI に寄与しないタスクは切り捨てるくらいのシビアさ、勇気が必要だということ。

 正直、これはどれも相当な決意、そして組織の理解がないと難しい。複数の KPI もそうだし、直接関係のないタスクを消化しないといけないこともままあるかと思う。が、その価値観を組織全体で共有していることが重要なのだろう。

 エンジニアとしては前半部分に相当興味があった。質疑応答については、若干うーんとなる質問もあったが、ガイドライン違反に対する Facebok の姿勢など、ビジネスとして Facebook に関わるにあたってのおさらいができたのはよい機会だったと思う。


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