エンドユーザ向けFacebookアプリ一覧画面がアップデートされた件


あまり大きな話ではないが、エンドユーザ向け Facebook 画面の「設定」にある「アプリ」メニューがアップデートされた。

facebook_settings_menu

といっても全体に公開されたわけではなく、一部ユーザに先行公開しておそらくは AB テストを実施しているものと思われる。以前のタイムライン画面のアップデートのときと同様、私のアカウントは先行公開対象だったので少し触ってみた。


facebook_apps_lists

ざっくり触ってみたが、現時点で大きく変わっているのは

  1. 単純に Facebook アプリ一覧が見やすくなり、一覧でも Facebook アプリごとにデフォルトの共有範囲が表示されるようになった。
  2. 必須のものを除き、パーミッション単位で許可をキャンセルできるようになった。

一点目は見たままその通り。これまでの一覧画面ではそれぞれの Facebook アプリ経由でシェアする際にデフォルトの共有範囲が見えていなかった。

facebook_apps_lists_old

デフォルトの共有範囲は通常、Facebook developers の Facebook アプリ側設定で設定可能なので、場合によってはデフォルトが「公開」になる場合がある。公開範囲が意図しないものになっているかを一覧画面でチェックできるようになったのは、実際に使われるかは別として地味にいいアップデートだと思う。

もう一点もエンドユーザ視点ではいいアップデートで、publish_actions などのパーミッションを revoke する場合は Facebook アプリの許可自体を取り消す必要があったが、これがパーミッション単位で個別に revoke できるようになる。

facebook_app_permissions

個人的に持っているデータではアクセストークンを取得後 60 日以内にだいたい 0.5 〜 1 % 前後が Facebook アプリの許可そのものを取り消していたが、この画面が全体的にリリースされることでその数字がどれくらい変動するか気になっている。