2月 172011
 

 以前、VMware ESXiについて触れたが、実は既にXen 4.0に移行している。理由としては、大前提としてストレージをSANなどで分離していないことがあり、

  • 管理にWindowsクライアントが必要。
  • バックアップが面倒くさい。ごにょごにょすればSSHが開放されるが、単体で定時バックアップが面倒。
  • 内蔵ストレージのS.M.A.R.T.監視ができない。
  • 3DM2 (3ware製品のWebインターフェイス)もCLIも使えない。

といった理由が挙げられる。

 最初、ESXiかXenで悩んだときは、

  • もしかしたらLinux以外、特にWindowsも使うかも知れない。
  • VMwareはいじったことがある。
  • CPU省電力技術はXen 3.4以降だった。
  • Xen 4.0が出そうで出ていなかった。

ということもあり、ハードウェアを選ぶのを承知でESXiを入れてみた。だが時は流れ、結局Linux以外に使うこともなく、Xen 4.0がリリースされてxenpmがそれなりに安定して使え、となると、管理にWindowsクライアントが必須になるデメリットが非常に目立つ上、バックアップの算段が面倒だというのが問題になってきた。そこで、先月辺りにGentooベースでXen 4.0を入れたので、それについて書いていきたい。

 Xenに乗り換える上で、ESXiで使っていたハードウェアは全て使える。むしろハードウェアの制御はdom0が行うので、dom0にインストールするカーネルが対応していれば何でも動く。つまり、蟹ことRealtekや最近有線でもよく見かけるAtherosチップでも問題なく動くことになる。今回インストールに使ったマシンは、

  • CPU: AMD PhenomII X4 905e
  • MB: MSI 880GM-E41
  • メモリ: DDR3-1333 16GB
  • HDD: Hitachi HDS721010CLA332×2 + 3ware9650SE-2LP
  • 追加NIC: Intel EXPI9402PT

になる。XenベースだとESXiよりもバックアップは簡単だが、それでもバックアップとRAIDによる可用性向上はまた話が違う。複数の仮想環境が1台の物理環境で動くということは、裏を返せばハードウェア故障の影響が仮想環境全てに及ぶということでもある。そのため、可用性向上のためにESXiで使っていたRAID1は残しておくことにした。

 正直な話、XenをインストールするならGentoo以外のディストリビューションがお手軽でいいと思う。だがしかし、そこにGentooがあるからGentooベースでインストールしたい。次回以降、GentooベースでXen 4.0環境を構築する手順を書いていく。


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