3月 182012
 

 通信距離に問題はあるものの無線通信が可能になった USB Weather Boardだが、風向・風力・雨量を測定するためには別途 Weather Meters が必要になる。例によって国内では Strawberry Linuxgalileo 7 から入手できる。個人輸入するなら、元々は Argent Data Systems が開発した Wind / Rain Sensor Assembly なので、こちらを購入するのもよい。

Weather Meters

Weather Meters


 個人的には雨量計の構造がどうなっているのか非常に気になっていたが、実際にケースを開けてみると

雨量計

雨量計

ししおどしのような構造になっており、首を振る回数を計測しているらしい。

 そんな Weather Meters 自体は多少組み立てが必要になるが、そんなに難しくはない。ただ、金属パイプ側の切断に問題があり、風向・風力計をつけるプラスチック製のブームが金属パイプに刺さりづらかった。パイプが微妙に内側に曲がっているので、そこをグラインダーで削ってしまえば問題なく設置が可能かと思われる。

 問題は Weather Meters と USB Weather Board の接続にある。RJ11 モジュラージャックを USB Weather Board 側に半田付けするのだが、USB Weather Board 側の形状に一致するモジュラージャックが国内の電子部品ショップに見つからなかった。ざっと探しただけなのでちゃんと探せば見つかるかもしれないが、なにぶん短気なもので面倒だったので SparkFun から直接 PoE 用のケーブルや電源ケーブルと一緒に PRT-00132 RJ11 6-Pin Connector を 2 個購入した。一度発注してから AC アダプタの追加依頼を投げたりしたので若干時間がかかったが、それでも発注から 12 日ほどで到着した。

Sparkfunで個人輸入したパッケージ

Sparkfunで個人輸入したパッケージ

 あとはこのモジュラージャックを USB Weather Board に半田付けすれば ok。

RJ11モジュラージャックを半田付けした USB Weather Board

RJ11モジュラージャックを半田付けした USB Weather Board

 実際に接続するときには注意点が 2 つある。ケーブルが 2 本あるが、ぱっと見ではどちらが雨量計でどちらが風向・風力計か分からない点。ジャック部分をよく見てケーブルが 2 本なら雨量計、4 本なら風向・風力計なのだが、できればシールなどでどちらがどちらか分かるようにしておいた方がよい。

 もう一つは、風向計の向き。風向計は当然向きを検知するためのツールなので、正確に北向きに設置する必要がある。だが、どちらを北に向けて設置していいのかが非常にわかりにくい。風向計の北を向けるべき方向にエンボスで「N」と記されているので、ここを北向きになるように設置する。

風向計の「N」

風向計の「N」

 こうして組み立てた Weather Meters を物干し竿にタイラップでくくりつけた上で物干し台に設置してみたが、やはり 2 階建て戸建てが集まった箇所で設置するなら 2 階に設置した方がいい。風力も観測できるが、家と家の谷間に設置されている関係で正しく計測されているか非常に怪しい状態になる。また、USB Weather Board をどこに設置するかも問題になる。今回は未来工業のウォルボックス WB-DHM に開けてウォルボックス用ルーバー WB-L27 を 6 個ほど設置してみたが、

ウォルボックスに設置した Weather Board

ウォルボックスに設置した Weather Board

それでも通気性に問題があるのか、外気よりだいたい +3~5 ℃、-10%RH 程度の誤差があった。このあたりの設置については今後検討していきたい。


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