9月 152011
 

 ここ数ヶ月ほど kvm をいじっていたが、その結果を踏まえて Xen から kvm に移行することにした。ホストに Linux のみを使う前提だと Xen のメリットは

  • これまでの実績。
  • Linux 上で動作するのではなく、Xen ハイパーバイザ上で全てのドメインが動いている。
  • 準仮想化環境において共通のカーネルイメージを使用できる。
  • 遅ればせながら dom-0 向け機能がバニラカーネルにマージされた。

それに対して kvm は

  • 早い時期にカーネルにマージされた。
  • 開発の迅速さ。
  • ホストとなる Linux カーネル上で動作しているため、パワーマネジメントなどカーネルの機能を使える。
  • 各ゲストはホスト上では 1 プロセスとして見え、負荷や使用リソースを容易に観測できる。
  • VirtIO で準仮想化っぽいことも可能。

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4月 192011
 

 前回までで、Xen 用の dom-0 環境が完成した。Xen のインストールで一番はまるところは、初めての dom-U、特にネットワーク設定回りだと思う。

 検証用環境ならともかく、本環境を載せるのならネットワークは複数欲しい。最低限、我が家の環境の場合は、

  • LAN接続用
  • WAN接続用
  • DB接続用

の3つのブリッジインターフェイスを取れるようにしてある。WANとLANの分離についてはそれぞれでポリシーなどが違うだろうが、うちの場合はファイアウォールでポート単位のフィルタリングを行った上で直接IP reachableになるようにしている。

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3月 312011
 

 前回「次はdomUのインストール」と書いていたら、 Xen 4.1 がリリースされていた。

 Xen 4.1でのupdateは公式リリースノートにもあるが、 Xen 4.0 → 4.1 ではまりそうなポイントは「A re-architected and improved XL toolstack that is functionally nearly equivalent to XM/XEND.
」になる。要は新しく xm に似たツールとして xl というのができたのだが、 xm と xl で共通で使う部分は xend から切り離されて xenstored と xenconsoled などからなる xencommons というものになった。基本的に、起動時に xencommons を起動していれば、 xl ツールを使うことができる。

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2月 202011
 

 前回書いたとおり、GentooベースでXen 4.0をインストールする手順を書いていく。前にも書いたが、Xen 4.0をインストールするならFedoraなどのXen friendlyなディストリビューションを選択した方がいいと思う。それでも敢えてGentooを選択する理由は、

  • そこにGentooがあるから。
  • CPUに最適化したdom0を作ることができる。
  • 本当の意味で必要最低限のdom0を作ることができる。
  • 割と最新のものを試すことができる。

あたりが挙げられるだろうか。

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2月 172011
 

 以前、VMware ESXiについて触れたが、実は既にXen 4.0に移行している。理由としては、大前提としてストレージをSANなどで分離していないことがあり、

  • 管理にWindowsクライアントが必要。
  • バックアップが面倒くさい。ごにょごにょすればSSHが開放されるが、単体で定時バックアップが面倒。
  • 内蔵ストレージのS.M.A.R.T.監視ができない。
  • 3DM2 (3ware製品のWebインターフェイス)もCLIも使えない。

といった理由が挙げられる。

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